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最初に好きになったんだ。 


先月末に開催された社の飲み会で、何か間違いが起こり仕方なくオレの隣に座ってしまった、清楚で小奇麗な女性先輩社員が少し酔い、うっかりオレに話しかけてしまっていたので気の毒だった。

なんだか可愛そうになり、暫く相手をしてやってたら、だんだん彼女を好きになり、なんだか名前の知らないカクテルを彼女が全部飲み干す頃には、世界中からその人意外は誰も居なくなっていた。
柔らかそうな彼女の頬は酒のせいで薄っすら朱く、大きなネコ目も意地悪そうでとっても可愛い。笑えばなおさら最高だった。できれば明日、彼女の寝起きの顔が見たいと思った。

すっかり恋に捕まって、ぼんやり彼女の大きなネコ目を見つめていたら、「君は社内で誰が一番好みなの?」 と彼女が聞くので、躊躇う事無くオレは 「貴方です」 と答え、翌日二人は結婚し、その後2人の子供を授かり、末永く幸せに暮らした。





やがて60年が経ち、オレは妻の最後を看取る。

「おい死ぬなよ、オレを一人にしないでくれよ」
「困った人ねw いつまでたっても子供みたいw  ほら、みんなも笑ってますよw」
「死なないでくれよ、ミー子の餌はどこにあんだよ!!」
「流しの下にしまってあります。窓側から二番目の戸棚の奥ね」
「…っ二番目の、戸棚の奥だな?!」
「窓側ねw  ねえもう泣かないで、そんなに悪い気分じゃないのよw」
「、、、、わがっだっ!!(泣声)、、」
「ミー子ちゃんの世話お願いね」
「しんぱいすんなっ!、、」
「時々トマトをあげて頂戴、赤いとこだけ。あの子、トマトが大好きなのよw」
「…そうだったんだっ! じらながっだよ!!」
「いっつも16時前には帰ってくるから、台所の窓、少し開けておいてあげてねw」
「わがっだっ! きっと開げどくから死ぬな!!」
「ふふw 最後まで楽しかったわw」
「、、っ!!、、」
「アナタ? ワタシ、ずっと幸せだったのよw ありがとうw」
「由美子っ!! いやだっ!!!」
「みんな、この人の事、お願いねw」 「じゃあ、アナタ、逢いにきてねw」
「由美子っ!!」


その後オレはミー子と一緒に踏ん張って、それからなんとか10年生きる。その内ミー子が先にポックリ行ってしまうものの、家族がオレに優しくしてくれるので、オレは毎日幸せだ。やがてそろそろ体も色々疲れてきた頃、皆に囲まれ、由美ちゃんみたいに幸せそうに死にながら、オレは由美ちゃんと、ミー子に逢いにいくんだろうと思う。


と、妄想しながらオレは宴会の間中、一人でシシャモを8匹食べた。 
本当はね、少し酔った女性先輩社員が、「社内で誰が一番好みなの?」 と順番に男性社員に質問していき、最後にオレも尋ねられたので、「オレです」 と正直に躊躇うことなく答えたら、即座に会話は終了し、その後2分も経たないうちにオレの周りに誰も人が居なくなり、お陰でビールもワインも手酌でどんどん飲み放題!! そんでシシャモもがっつり食べたんだけども由美子て誰や!!

宴会での男の価値はな、その場で食べたシシャモの数で決定すすすっぅぅううればいいいのにぃぃぃぃぃぃいいいなぁぁぁあああああああ!!!!!!!!!!!(本シシャモと代用魚) ?!

、、、え?


前世できっと、オレは何か大変な事をやらかしたんだと思わせてくれ。

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[ 2007/05/17 ] 社会生活 | tb(0) | cm(0)
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